「イギリス留学って実際いくらかかるの?」「本場のブリティッシュ英語を学びたいけど、やっぱり高い?」「大学留学と語学留学で費用はどれくらい違うの?」
イギリスは世界トップクラスの教育水準を誇る国で、留学先として根強い人気を誇っています。オックスフォード大学やケンブリッジ大学をはじめとする名門校が集まり、歴史と最先端の文化が共存する環境は他の国ではなかなか味わえません。
しかし「イギリス留学=費用が高い」というイメージから、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。この記事では、イギリス留学の魅力から費用の内訳、節約のコツまで丁寧にお伝えします。

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イギリス留学の5つの魅力
世界トップクラスの教育水準
イギリスには学位が取得できる大学・カレッジが180校以上あり、そのほとんどが国公立です。教育の質は公的機関であるQAA(Quality Assurance Agency)の厳しい審査によって保証されていますので、どの大学を選んでも一定以上の教育レベルが担保されています。
特に注目したいのが「ラッセルグループ」と呼ばれる24の研究大学の連合体です。ラッセルグループに加盟する大学は、イギリス国内の全研究助成金の約3分の2を受け取っており、世界最先端の研究を数多く生み出しています。日本でいう旧帝大のような存在で、ここに所属する大学で学べることは大きなアドバンテージになります。
本場のブリティッシュ英語を習得できる
イギリスはまさに英語の発祥地です。アメリカ英語とは異なる格式あるブリティッシュ英語を身につけたい方にとって、理想的な環境と言えます。日本からイギリスへの留学生は年間約6,500人で、アメリカやオーストラリアの1万人超と比べると少なめです。日本人が比較的少ない環境で英語に集中できるのは見逃せないポイントです。
歴史と最新カルチャーが共存する環境
中世からの古城や教会が立ち並ぶ一方で、ファッションや音楽など最新のカルチャーでも世界をリードしているのがイギリスです。ビートルズやハリー・ポッターの聖地巡礼から、ロンドンファッションウィークまで、新旧の文化を一つの国で同時に体験できます。週末にミュージアム巡りをするだけでも刺激的な毎日になるはずです。
ヨーロッパへのアクセスが抜群
イギリスからはLCC(格安航空会社)でヨーロッパ各国へ片道数千円で行けます。パリまではユーロスターで約2時間半、スペインやイタリアまでもフライト2〜3時間です。留学中に週末旅行を楽しめるのは、ヨーロッパならではの魅力です。
多文化・国際的な環境で視野が広がる
イギリスは世界有数の留学生受入れ大国で、約43万人の留学生を受け入れています。これは全世界の留学生の約8%にあたる数字です。様々な国籍のクラスメイトと日常的に交流することで、英語力だけでなく国際的な視野も自然と身につきます。
イギリスの大学は学部課程が3年制(スコットランドは4年制)で、日本より1年短く卒業できます。学費トータルで考えると、4年制のアメリカより安く済むケースもあります。

イギリス留学の費用を期間別に解説
イギリス留学でもっとも気になるのが費用面です。留学タイプと期間別に整理しました。
語学留学の費用目安
| 期間 | 学費 | 滞在費 | 生活費 | 合計目安 |
|---|---|---|---|---|
| 1ヶ月 | 約15〜30万円 | 約10〜20万円 | 約5〜8万円 | 約30〜58万円 |
| 3ヶ月 | 約40〜80万円 | 約30〜55万円 | 約15〜25万円 | 約85〜160万円 |
| 6ヶ月 | 約70〜150万円 | 約55〜105万円 | 約30〜50万円 | 約155〜305万円 |
| 1年 | 約84〜240万円 | 約100〜200万円 | 約50〜100万円 | 約234〜540万円 |
語学学校の学費は、週20〜25レッスンの一般英語コースで1ヶ月あたり約15〜30万円が相場です。学校のランクやロンドン市内かどうかで大きく変わりますので、複数校を比較することが大切です。
大学留学の費用目安
イギリスの大学学費は学部や大学によって差が大きく、文系で年間約150〜250万円、理系・医学系で年間約200〜400万円が目安です。生活費を含めた年間トータルは約350〜600万円となります。
ワーキングホリデー(YMS)の費用目安
イギリスのYMS(Youth Mobility Scheme)ビザは、18〜30歳を対象に最長2年間の滞在が可能です。初期費用として渡航費・保険・初月の生活費で約50〜80万円を用意しておくと安心です。現地でアルバイトができますので、生活費は働きながらまかなえます。
イギリスのYMSビザは毎年抽選制で、日本人の定員は年間6,000人です。応募期間も限られていますので、希望する方は最新の募集情報を早めにチェックしておきましょう。
滞在先別の費用比較
イギリス留学では、どの滞在方法を選ぶかで費用が大きく変わります。
| 滞在先タイプ | 月額費用(目安) | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| ホームステイ | 約17〜20万円(2食付き) | 現地の文化を体験できる | 自由度が低め |
| 学生寮 | 約10〜18万円 | 通学が楽、友人を作りやすい | プライベート空間が限られる |
| シェアハウス | 約5〜15万円 | 費用を抑えられる | 自分で探す手間がある |
ロンドン中心部は家賃が高額ですが、Zone 3以降のエリアや地方都市(マンチェスター、リーズ、エディンバラなど)を選ぶと家賃を30〜50%抑えられる場合があります。

イギリス留学の費用を抑える5つのコツ
1. ロンドン以外の都市を選ぶ
マンチェスター、リーズ、ブリストル、エディンバラなどはロンドンに比べて家賃も物価も安く、質の高い大学や語学学校が揃っています。教育の質は変わらず費用だけ下がりますので、コスパを重視するなら地方都市がおすすめです。
2. 自炊を習慣にする
イギリスのスーパー(ALDI、Lidl、Tesco)は意外とリーズナブルです。自炊メインであれば食費は月3〜5万円程度に抑えられます。外食はランチでも1,500〜2,500円かかりますので、回数を減らすだけで大きな節約効果があります。
3. 16-25 Railcardを活用する
16〜25歳の方(または学生)は年間£30のRailcardを購入すると、鉄道運賃が3分の1になります。週末にイギリス国内を旅行したい方には必須アイテムです。
4. 学費の早期割引・奨学金を活用する
語学学校では早期申込割引やキャンペーンを実施していることがあります。また、JASSO(日本学生支援機構)やトビタテ!留学JAPANなどの奨学金制度も積極的にチェックしましょう。
5. 6ヶ月未満ならビザ費用が不要
イギリスでは6ヶ月未満の留学であれば学生ビザ無しで渡航できます。ETA(電子渡航認証)の取得は必要ですが、費用は£10程度と少額です。短期留学であればビザ関連のコストを大幅にカットできます。
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イギリス留学の都市別おすすめ
| 都市 | 特徴 | 物価レベル | おすすめの方 |
|---|---|---|---|
| ロンドン | 多文化・就職チャンスが豊富 | 高い | キャリアアップを目指す方 |
| オックスフォード | アカデミックな雰囲気 | やや高い | 大学進学・研究志向の方 |
| マンチェスター | 音楽・サッカー文化が盛ん | 中程度 | コスパ重視+都市の活気を求める方 |
| エディンバラ | 歴史ある街並み・自然豊か | 中程度 | 落ち着いた環境で学びたい方 |
| ブライトン | 海辺のリゾート地・開放的 | やや高い | リフレッシュしながら学びたい方 |

イギリス留学で気をつけたいポイント
天候への心構え
イギリスは曇りや雨の日が多く、特に冬は日照時間が短くなります。メンタル面で影響を受ける留学生も少なくありませんので、防水ジャケットやビタミンDサプリの準備をしておくと安心です。
食文化の違い
「イギリス料理はおいしくない」というイメージがありますが、実際にはロンドンを中心に世界各国の料理が楽しめます。スーパーの食材も充実していますので、自炊すれば食事の満足度は格段に上がります。
為替レートの変動に注意
ポンドは円に対して変動が大きいため、為替レートによって留学費用が大きく変わります。留学費用の送金タイミングには注意が必要です。外務省の渡航情報と合わせて、為替の動向もチェックしておきましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. イギリス留学で働くことはできますか?
6ヶ月未満の短期学生ビザではアルバイトは認められていません。長期の学生ビザ(Student Visa)を取得した場合、週最大20時間まで働くことが可能です。休暇期間中はフルタイムでの就労も認められていますので、長期留学の方は生活費の一部を稼ぐことができます。
Q. イギリスと他の英語圏の国、どちらがおすすめ?
ブリティッシュ英語を学びたい方、ヨーロッパ旅行も楽しみたい方、歴史や文化に興味がある方にはイギリスがぴったりです。一方、費用を最優先にするならフィリピンやマルタ、温暖な気候を求めるならオーストラリアが選択肢に入ります。
Q. ロンドン以外でおすすめの語学学校はどこにありますか?
ケンブリッジ、オックスフォード、ブライトン、ボーンマスなどは語学学校の数が多く、質の高いプログラムを提供しています。地方都市は物価が低いうえに、少人数クラスで丁寧に指導してもらえる学校が多いのが特徴です。
Q. イギリスの治安はどうですか?
イギリスは全体的に治安が良い国ですが、ロンドンなどの大都市ではスリや置き引きに注意が必要です。夜間の一人歩きを避ける、貴重品を分散して持つなど、基本的な防犯対策を心がければ安全に過ごせます。
まとめ
イギリス留学は確かに費用面では安い選択肢とは言えません。しかし、世界トップレベルの教育環境、本場のブリティッシュ英語、ヨーロッパへのアクセスの良さ、そして歴史と最先端の文化が交差する他にはない生活環境は、費用以上の価値を持っています。
地方都市を選ぶ、自炊を習慣にする、奨学金を活用するなど、工夫次第で費用は大幅に抑えることも可能です。「高いから無理」と諦めるのではなく、まずは自分に合ったプランを探してみてください。きっと予算内で実現できるイギリス留学の形が見つかるはずです。

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