「ワーホリで一番稼げる国ってどこだろう?」「時給が高い国に行きたいけど、生活費も気になる…」「実際にどれくらい貯金できるの?」
ワーキングホリデーで海外に行くなら、しっかり稼いで貯金もしたいと考える人は多いです。ただ、時給が高いだけで国を選ぶと、生活費や税金で手取りが思ったより少なくなるケースもあります。
この記事では、ワーホリで稼げる国を「時給」「生活費」「税金」「就労条件」の4つの視点から比較して、トータルで手元に残るお金が多い国はどこなのかを解説します。

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ワーホリで稼げる国を比較するポイント
ワーホリで「稼げる国」を選ぶとき、時給だけを見て判断するのは危険です。以下の4つのポイントを総合的に比較する必要があります。
チェックすべき4つの比較軸
- 最低賃金(時給):国が定める法定最低時給。これを下回る雇用は違法
- 生活費:家賃・食費・交通費など月々の出費。都市によって大きく変わる
- 税金:所得税率やワーホリビザ特有の税制。オーストラリアは一律15%課税など
- 就労条件:就労時間の制限、ビザの有効期間、セカンドビザの有無
たとえば時給が高くても、家賃が月15万円を超えるような都市では生活費で消えてしまいます。逆に時給がそこそこでも、生活費が安くて税率が低ければ手元に残るお金は多くなるのです。
ワーホリで稼げる国の時給・生活費・税金を徹底比較
ここからは、ワーホリ先として人気の高い国の最低賃金・生活費・税金を具体的に比較していきます。
主要ワーホリ国の比較表
| 国 | 最低時給(現地通貨) | 日本円換算(目安) | 家賃相場(月/シェア) | 所得税率 |
|---|---|---|---|---|
| オーストラリア | 26.44 AUD | 約3,000円 | 約8〜15万円 | ワーホリ15%〜 |
| ニュージーランド | 23.95 NZD | 約2,150円 | 約6〜10万円 | 10.5%〜 |
| カナダ | 17〜18 CAD(州により異なる) | 約1,800円 | 約7〜12万円 | 15%〜 |
| イギリス | 12.71 GBP | 約2,400円 | 約8〜16万円 | 0%〜20% |
| アイルランド | 14.15 EUR | 約2,300円 | 約7〜13万円 | 20%〜 |
※日本円換算は記事執筆時点のレートによる目安です。為替レートの変動により実際の金額は異なります。

オーストラリア:時給の高さと就労環境で圧倒的な人気
オーストラリアの最低賃金は時給26.44AUD(約3,000円)で、ワーホリ協定国の中でトップクラスです。カジュアル雇用の場合は25%の手当が加算されるため、実質的な時給は30AUD前後(約3,400円)になることもあります。
ワーホリビザでの就労制限がなく、同一雇用主のもとで最長6ヶ月まで働けます。さらにファームなどの指定業種で一定期間働くと、セカンドビザ(2年目)やサードビザ(3年目)の取得が可能で、最長3年間滞在できるのも大きな魅力です。
ただし、ワーホリビザ保持者の所得税は一律15%(年間45,000AUD以下の場合)で、これは以前の32.5%から引き下げられた税率ですが、税引後の手取りには影響します。また、シドニーやメルボルンなどの大都市では家賃が月10万円を超えることもあるため、郊外やファームエリアで生活費を抑えるのがポイントです。
ニュージーランド:生活費とのバランスが良い穴場
ニュージーランドの最低賃金は時給23.95NZD(約2,150円)です。オーストラリアほどではないものの、生活費がオーストラリアより2〜3割ほど安いため、手元に残るお金は意外と多くなります。
所得税率は年間所得14,000NZD以下で10.5%と比較的低く、就労制限もないため安定して働けます。ワーホリビザの有効期間は1年間で、延長制度はありませんが、自然豊かな環境で働きながら英語力を伸ばしたい人に向いています。
カナダ:州によって時給が異なるので注意
カナダの最低賃金は州ごとに異なり、BC州(バンクーバー)は18.25CAD、オンタリオ州(トロント)は17.95CADです。日本円で約1,800円前後と、オーストラリアやニュージーランドと比べるとやや低めです。
チップ文化があるため、飲食店で働けば時給にプラスしてチップ収入が見込めるのがカナダの特徴です。ただし、トロントやバンクーバーの家賃は高騰しており、シェアハウスでも月8〜12万円程度かかります。
イギリス:時給は高いが生活費もかなり高い
イギリスの最低賃金は時給12.71GBP(約2,400円)です。ただし、ロンドンの生活費は世界的に見ても高水準で、シェアハウスでも月10万円以上の家賃が必要です。
イギリスのYMS(Youth Mobility Scheme)ビザは最長2年間滞在でき、就労制限がないのがメリットです。記事執筆時点では日本国籍の方は抽選不要で申請できるようになっています。年収12,570GBP以下は所得税が非課税なので、税負担は比較的軽いです。
ワーホリで稼ぐための仕事選びのコツ
どの国に行くかだけでなく、どんな仕事を選ぶかも手取り額に大きく影響します。ここではワーホリで稼ぎやすい仕事の種類を紹介します。
稼ぎやすい仕事の種類
- ファームジョブ(農業):オーストラリアやニュージーランドで人気。時給が高く、セカンドビザの条件にもなる
- レストラン・カフェ:英語力が中級以上あれば採用されやすい。カナダではチップ収入も期待できる
- ホテル・リゾート:住み込みで家賃を節約できるケースが多い。繁忙期は高時給になることも
- 工場・倉庫作業:英語力が低くても採用されやすい。夜勤は割増賃金になる
- 日本食レストラン:日本語が通じるため安心感があるが、時給が最低賃金ギリギリの場合もある

生活費を抑えて手元に残すコツ
稼いだお金を手元に残すには、収入を増やすだけでなく支出を減らすことも大切です。
- シェアハウスに住む:一人暮らしより家賃を大幅に抑えられる
- 自炊を基本にする:外食中心だと月の食費が5万円以上になることも。自炊なら2〜3万円で収まる
- 無料のWi-Fiや図書館を活用する:通信費の節約になる
- 住み込みの仕事を選ぶ:ファームやリゾートには食事・宿泊付きの求人がある
- 交通費の安いエリアに住む:職場の近くに住めば交通費ゼロ
ワーホリの国選びで注意すべきポイント
為替レートの変動リスク
ワーホリで得た収入は現地通貨で支払われるため、日本円に換算したときの金額は為替レート次第で大きく変わります。円安が進めば帰国後に日本円で受け取れる金額は増えますが、円高になれば逆に目減りします。長期的な為替の見通しも考慮に入れておきましょう。
ビザの就労条件を必ず確認する
国によってワーホリビザの就労条件は異なります。就労制限のない国もあれば、同一雇用主のもとでの就労期間に制限がある国もあります。渡航前に最新のビザ条件を公式サイト(各国の移民局サイトなど)で確認してください。
英語力と仕事の選択肢
英語力が高ければ高いほど、選べる仕事の幅が広がり、時給の高い仕事に就ける可能性が上がります。渡航前に英語力を上げておくことは、結果的に稼ぐ金額にも直結します。
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国別の月収シミュレーション
週5日・1日8時間勤務を想定した場合の月収と生活費のシミュレーションを見てみましょう。
| 項目 | オーストラリア | ニュージーランド | カナダ | イギリス |
|---|---|---|---|---|
| 月収(税引前) | 約48万円 | 約34万円 | 約29万円 | 約38万円 |
| 税金 | 約7.2万円 | 約3.6万円 | 約4.4万円 | 約2万円 |
| 家賃 | 約10万円 | 約7万円 | 約9万円 | 約12万円 |
| 食費 | 約4万円 | 約3万円 | 約3.5万円 | 約4万円 |
| その他 | 約3万円 | 約2万円 | 約2.5万円 | 約3万円 |
| 手元に残る金額 | 約23.8万円 | 約18.4万円 | 約9.6万円 | 約17万円 |
※為替レートや生活スタイルにより実際の金額は異なります。あくまで目安としてご参考ください。

ワーホリで稼ぐために出発前にやっておくべきこと
英語力を上げておく
英語力が高いほど時給の良い仕事に就けるため、出発前の英語学習は投資と考えましょう。特にスピーキング力を鍛えておくと、面接や仕事探しで有利になります。
ワーホリ経験者の情報を集める
SNSやブログで実際にワーホリを経験した人のリアルな収支報告をチェックしましょう。求人サイト(SEEKやIndeedの各国版)で現地の求人状況を事前にリサーチしておくのも効果的です。
資金を準備しておく
渡航直後は仕事が見つかるまで無収入の期間があります。最低でも2〜3ヶ月分の生活費(40〜60万円程度)を準備しておくと安心です。
よくある質問
Q. ワーホリで年間いくら貯金できますか?
国や働き方によりますが、オーストラリアでファームジョブなどをしっかり行えば、年間100〜200万円の貯金も不可能ではありません。ただし、生活費や旅行費用に使う金額次第で大きく変わります。
Q. 英語が話せなくても稼げますか?
英語力が低くても働ける仕事はあります(日本食レストランや工場作業など)。ただし、英語ができるほうが時給の高い仕事に就けるチャンスが広がるのは間違いありません。
Q. ワーホリの税金は確定申告が必要ですか?
オーストラリアやニュージーランドなど多くの国では、年度末にタックスリターン(確定申告)を行うことで、払いすぎた税金が還付されるケースがあります。帰国前に忘れずに手続きしましょう。
まとめ
ワーホリで稼げる国を選ぶときは、時給だけでなく生活費・税金・就労条件を総合的に比較することが大切です。
- 時給の高さではオーストラリアがトップ(時給約3,000円)
- 生活費とのバランスではニュージーランドが優秀
- チップ文化のあるカナダでは飲食店での収入アップが見込める
- イギリスは非課税枠が広く、税負担は軽め
- 英語力を上げておくことが高時給の仕事につながる
各国の最新の最低賃金やビザ条件は変更されることがあるため、渡航前に必ず各国の公式サイト(オーストラリア移民局、カナダ移民局など)で最新情報を確認してください。

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