「留学しているのに英語が全然上達しない」「語学学校に通っているけど話せるようにならない」「帰国が近づいているのにこのままじゃヤバい」
留学すれば自然に英語が話せるようになる、と思っていたのに現実は違った……。こんな悩みを抱えている留学生は実はかなり多いです。海外で暮らすだけで英語が身につくわけではなく、正しい方法で積極的に学ばなければ英語力は伸びません。
この記事では、留学中に英語が上達しない主な原因と、それぞれの具体的な対策を解説します。今からでも遅くないので、ぜひ実践してみてください。

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留学で英語が上達しない7つの原因
まずは英語力が伸び悩む代表的な原因を見ていきましょう。当てはまるものがないかチェックしてみてください。
原因1:日本人とばかり過ごしている
語学学校はレベル別にクラス分けされますが、日本人の英語力は同じレベルに集中しやすいため、クラスメイトに日本人が多くなることがよくあります。授業外でも日本人同士で食事や観光に行き、気づけば一日中日本語で生活している……という状態になりがちです。
原因2:語学学校の授業だけに頼っている
1クラスに10人いれば、一人が発言できる時間はごくわずか。授業はインプットの場としては有効ですが、それだけでスピーキング力を伸ばすには限界があります。授業外での自主的なアウトプットが不可欠です。
原因3:間違いを恐れて話さない
「文法が間違っていたら恥ずかしい」「発音がおかしいと思われたくない」という完璧主義が、英語を話す機会を大幅に減らしてしまいます。間違いを恐れない「リスクテイキング」の姿勢が、第二言語の上達速度と強く相関すると言語習得の研究でも指摘されています。
原因4:インプットとアウトプットのバランスが悪い
単語帳ばかり見ている、授業の復習はするけれど実際に会話で使わない、というパターンです。新しく学んだ表現をその日のうちに実際の会話で使い、間違いを直してもらい、夜に復習する。このサイクルを回すことで、知識が使える英語に変わっていきます。
原因5:留学前の基礎力が不足している
中学レベルの文法や基本語彙が身についていない状態で渡航すると、授業についていくだけで精一杯になります。授業の内容を吸収するためのベースがないと、いくら英語環境にいても効率的に学べません。
原因6:スマホで日本語コンテンツばかり見ている
空き時間に日本語のSNSや動画を延々と見ていると、せっかくの英語環境が台無しになります。英語に触れる総量が少なければ、当然ながら上達のスピードも落ちてしまいます。
原因7:自分の弱点を把握していない
「英語ができない」と漠然と感じるだけで、具体的にリスニング・スピーキング・リーディング・ライティングのどこが弱いのか分析していないパターンです。弱点が分からなければ、効果的な対策も打てません。

英語力を伸ばすための具体的な対策
原因が分かったところで、それぞれに対応する具体的な対策を紹介します。
対策1:英語で過ごす時間のルールを決める
「日本人と完全に距離を置く」のは現実的ではありません。それよりも、「平日は英語オンリー」「食事の時間は多国籍の友達と過ごす」など、自分なりのルールを設定するのが効果的です。100%を目指すより、具体的なルールを着実に守る方が続けやすいです。
対策2:授業外のアウトプット機会を作る
会話パートナーを見つける、地元のカフェで注文時に会話を楽しむ、ミートアップやランゲージエクスチェンジに参加するなど、授業外で英語を使う場を積極的に作りましょう。
おすすめのアウトプット方法
- ランゲージエクスチェンジ(言語交換)に週2回参加する
- 地元のスポーツクラブやサークルに入る
- ホストファミリーとの夕食時に30分は会話する
- 日記を英語で書いて先生に添削してもらう
- 現地のイベントやボランティアに参加する
対策3:「伝わればOK」のマインドを持つ
ネイティブのように完璧に話す必要はありません。大事なのは「伝えること」です。文法が多少おかしくても、相手に意味が通じれば会話は成立します。間違えたら直してもらえばいいだけです。恥ずかしい経験は、数ヶ月後には笑い話になっています。
対策4:「今日学んだことを今日使う」サイクルを回す
授業で覚えた新しい表現やフレーズを、その日の会話で意識的に使ってみましょう。実際に使うことで記憶に定着しやすくなり、「知っている英語」が「使える英語」に変わります。
対策5:スマホの言語設定を英語に変える
スマホ・SNS・アプリの言語設定を英語にするだけで、日常的に英語に触れる量が増えます。YouTubeのおすすめ動画も英語コンテンツが表示されるようになるため、自然と英語環境を広げられます。
対策6:弱点を特定して集中的に強化する
語学学校の先生に「自分の一番の弱点はどこか」を聞いてみましょう。リスニングが弱ければポッドキャストの精聴を、語彙が足りなければ毎日10単語の暗記を、発音に問題があればシャドーイングを重点的に行うなど、弱点に集中することで効率的にレベルアップできます。

英語が伸びる人と伸びない人の決定的な違い
同じ留学先・同じ期間・同じ語学学校に通っていても、英語の伸びには大きな個人差が出ます。その違いはどこにあるのでしょうか。
伸びる人は「居心地の悪い環境」を選ぶ
英語が伸びる人は、あえて自分が少数派になる環境を選びます。日本人が少ないクラス、多国籍のシェアハウス、ローカルのアルバイトなど、楽ではないけれど英語を使わざるを得ない状況に身を置くことで、自然と英語力が鍛えられていきます。
伸びる人は日々の目標を持っている
「今日は新しい表現を3つ覚えて使う」「カフェの店員さんと2分以上会話する」など、毎日の小さな目標を設定している人は着実に伸びます。大きな目標だけではなく、日々のマイクロゴールが上達の鍵です。
伸びる人は自分の英語を記録している
留学開始時と現在の自分のスピーキングを録音して比較したり、英語日記を書いて表現の幅を確認したりすることで、成長を実感しながらモチベーションを維持しています。
英語力の伸びは直線的ではなく、「停滞期(プラトー)」が必ずやってきます。伸び悩みを感じても焦らず、学習を継続することが大切です。停滞期を乗り越えた先に、大きな成長が待っています。
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留学期間別の英語上達の目安
留学期間ごとに、一般的にどの程度の英語力向上が期待できるかの目安を紹介します。ただし、個人の努力量や環境によって大きく異なる点は留意してください。
1ヶ月の短期留学
英語を話すことへの抵抗感がなくなり、簡単な日常会話ができるようになるのが一般的な成果です。劇的な英語力向上は難しいですが、英語学習のモチベーションが大幅にアップします。ただし、この時期に「全然話せるようにならない」と焦ってしまう方もいます。1ヶ月では土台作りの段階であることを理解し、焦りすぎないことが大切です。
3ヶ月の留学
英語での日常会話にはほぼ困らなくなるレベルに到達する方が多いです。リスニング力の向上を実感しやすい時期でもあります。ただし3ヶ月目前後は「停滞期(プラトー)」に入ることが多く、ここで学習方法を見直せるかどうかが、その後の伸びを大きく左右します。
半年〜1年の留学
英語で自分の意見を述べたり、議論に参加できるレベルに達する方が多くなります。ビジネスシーンで英語を使えるようになりたい場合は、半年以上の留学が目安です。
よくある質問(Q&A)
Q. 留学して3ヶ月経つのに全然話せません。もう手遅れですか?
手遅れではありません。3ヶ月目は「プラトー(停滞期)」に入りやすい時期です。ここで学習法を見直し、アウトプットの量を増やすことで、その後一気に伸びるケースも多いです。
Q. 日本人の友達と距離を置くべきですか?
完全に距離を置く必要はありません。大事なのは「英語を使う時間の確保」です。日本人の友達とも英語で話す時間を作る、多国籍グループに一緒に参加するなど、付き合い方を工夫しましょう。
Q. 語学学校を変えた方がいいですか?
学校の質に問題がある場合は転校も選択肢ですが、多くの場合、英語が伸びない原因は学校外の過ごし方にあります。まずは自分の行動パターンを見直してから判断しましょう。
Q. 留学前にどんな英語学習をしておけばよかったですか?
中学英語の文法と基本的な語彙を固めておくことが大切です。現地では文法の基礎がある人ほど吸収が早く、授業内容をスムーズに理解できます。特にリスニングは事前にポッドキャストやドラマで耳を慣らしておくと、到着後すぐに効果を実感できます。
Q. シャドーイングは効果がありますか?
効果があります。ネイティブの音声を聞きながら同時に声に出す「シャドーイング」は、リスニング力と発音の改善に非常に有効な学習法です。毎日15分でも続けると、数週間で聞き取りの精度が変わってきます。
まとめ
留学で英語が上達しない原因は、「日本語環境から抜け出せていない」「アウトプット不足」「完璧主義」など、共通するパターンがあります。
大切なのは、原因を正確に把握して、具体的な行動で対策することです。今日からでも、英語で過ごす時間のルールを決めたり、ランゲージエクスチェンジに参加したり、スマホの言語設定を変えたりすることはできます。
留学は「行けば伸びる」ものではなく、「正しい努力をすれば伸びる」ものです。この記事を読んだことをきっかけに、今日から行動を変えてみてください。
参考リンク:留学中の英語勉強法(タビケン留学)、留学中に英語力が伸びない人の特徴(WJE)、留学しても英語力が伸びない人の10の特徴(GOODBYE JAPAN)
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