「留学先の治安が心配…」「海外でスリに遭わないためにはどうすればいい?」「安全に留学生活を送るために、出発前にやっておくべきことは?」
海外留学では、日本とは異なる治安環境の中で生活することになります。日本は世界的に見ても治安が良い国なので、日本の感覚のまま海外で過ごすと思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。
しかし、事前にしっかりと安全対策を講じておけば、トラブルのリスクを大幅に減らすことが可能です。この記事では、渡航前の準備から現地での注意点まで、留学中の安全対策を網羅的に解説します。

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渡航前にやるべき安全対策
安全な留学生活は、渡航前の準備から始まります。出発前にやるべきことを確認しておきましょう。
留学先の治安情報を調べる
外務省の「海外安全ホームページ」で、留学先の治安情報や危険レベルを確認しましょう。危険レベルは4段階に分かれており、レベル2以上の地域への渡航は慎重に検討する必要があります。都市ごとに治安状況が異なるため、滞在予定の都市の情報もチェックしておきましょう。
参考リンク:外務省 海外安全ホームページ
「たびレジ」に登録する
外務省の「たびレジ」に登録すると、留学先の最新安全情報や緊急事態発生時の連絡をメールで受け取ることができます。3ヶ月以上の滞在の場合は「在留届」の提出が義務づけられています。登録は無料で、オンラインから簡単に手続きできます。
留学保険に加入する
海外での医療費は非常に高額です。アメリカでは盲腸の手術で数百万円かかることも珍しくありません。留学保険への加入は事実上必須と考えてください。治療費・携行品損害・賠償責任をカバーするプランを選びましょう。
重要書類のコピーを用意する
パスポート、ビザ、保険証券、航空券、クレジットカード情報などの重要書類は、以下の3つの方法でバックアップを取っておきましょう。
- 紙のコピーを荷物に入れておく
- スマホに写真として保存する
- クラウドストレージ(GoogleドライブやiCloud)にアップロードしておく
- パスポートのコピーは顔写真ページを最低2部用意
- クレジットカードの裏面(緊急連絡先)も撮影しておく
- クラウドに保存しておくと、スマホを紛失しても確認できる
現地での防犯対策
留学先での日常生活で意識すべき防犯対策を紹介します。
貴重品の持ち歩き方
海外でのスリや置き引き対策として、貴重品の管理には細心の注意を払いましょう。
- 現金は使う分だけ持ち歩き、大金は持ち歩かない
- 財布は前ポケットまたはジッパー付きのバッグに入れる
- バッグは体の前側に抱えるように持つ
- パスポートは普段持ち歩かず、宿泊先に保管する
- セキュリティポーチ(首下げ型)を活用するのもおすすめ
夜間の行動に注意する
夜間の単独行動はできるだけ避けましょう。特に以下の点に注意してください。
- 暗い道や人通りの少ない道は避ける
- 外出する場合はグループで行動する
- タクシーはUberやLyftなどの配車アプリを使う
- イヤホンをして歩くと周囲の音が聞こえなくなるため控える
- バーやクラブでは自分の飲み物から目を離さない
危険エリアを把握する
どの都市にも治安の悪いエリアは存在します。到着したら、学校のスタッフやホストファミリーに「近寄らないほうがよい場所」を教えてもらいましょう。地元の人の情報がもっとも信頼できます。Googleマップで事前にエリアの雰囲気を確認するのも有効です。
スマホの防犯設定
スマホには個人情報がたくさん詰まっています。紛失・盗難に備えて、以下の設定をしておきましょう。
- パスコードや顔認証・指紋認証を設定する
- 「iPhoneを探す」「Googleデバイスを探す」を有効にする
- SIMカードのPINコードを設定する
- 重要なデータは定期的にバックアップを取る

住居での安全対策
留学中の住居でも、安全対策は欠かせません。
鍵の管理
自分の部屋にいるときでも施錠を徹底してください。外出時はもちろん、シェアハウスでシャワーを浴びる間なども施錠しましょう。合鍵を作る場合は信頼できる人にだけ渡すようにしてください。
見知らぬ人を部屋に入れない
親しくなったばかりの人を安易に自分の部屋に招くことは避けましょう。特に一人暮らしの場合は、相手のことをよく知るまでは公共の場で会うのが安全です。配達員なども、ドアを完全に開けず対応することをおすすめします。
火災対策
宿泊先の非常口の場所と避難経路を、入居時に確認しておきましょう。火災報知器の位置や消火器の場所も把握しておくと安心です。海外の建物は日本と構造が異なることが多いため、避難経路は必ずチェックしてください。
交通安全の注意点
海外では交通ルールが日本と異なるため、交通事故のリスクにも注意が必要です。
左右の通行ルールに注意
イギリスやオーストラリアは左側通行ですが、アメリカやカナダは右側通行です。道路を渡るときは、車がどちらの方向から来るかを必ず確認しましょう。慣れるまでは左右両方を見る癖をつけることが大切です。
公共交通機関の利用
バスや地下鉄を利用する際は、混雑した車内でのスリに注意してください。リュックサックは前に抱えるように持ち、スマホや財布をポケットに入れないようにしましょう。路線や停留所を事前にアプリで確認しておくと、迷子になるリスクも減らせます。
配車アプリの活用
UberやLyftなどの配車アプリを使うのがおすすめです。料金が事前に表示されるため、ぼったくりの心配がなく、運転手の評価も確認できます。特に夜間の移動では、流しのタクシーよりも安全性が高いです。
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自然災害への備え
留学先によっては、地震、ハリケーン、洪水などの自然災害が発生する可能性もあります。
留学先の自然災害リスクを確認する
留学先でどのような自然災害が起こりやすいかを事前に調べておきましょう。アメリカ西海岸は地震、フロリダやテキサスはハリケーン、オーストラリアは山火事のリスクがあります。
緊急避難場所を確認する
滞在先の最寄りの避難場所を確認し、避難経路を把握しておきましょう。学校の避難訓練には積極的に参加することをおすすめします。

Q&Aコーナー|留学の安全対策でよくある質問
Q. 安全な国に留学すればトラブルに遭いませんか?
A. 治安の良い国であっても、油断は禁物です。どの国にも犯罪はあります。「自分は大丈夫」と思わず、常に防犯意識を持つことが大切です。
Q. 防犯グッズは持っていくべきですか?
A. セキュリティポーチ(首下げ型の貴重品入れ)、南京錠、盗難防止用ワイヤーロックなどは持っていくと便利です。ただし、催涙スプレーなどは国によっては持ち込み禁止のため注意が必要です。
Q. 留学保険はどんなプランを選べばいいですか?
A. 治療費、盗難(携行品損害)、賠償責任の3つがカバーされているプランがおすすめです。留学期間が長い場合は、治療費の補償限度額が高いプランを選びましょう。
Q. 女性の留学で特に注意すべきことは?
A. 夜間の一人歩きを避けること、知らない人からの飲み物を受け取らないこと、タクシーは配車アプリを使うことなど、基本的な防犯対策を徹底しましょう。また、宿泊先のセキュリティ(オートロック、防犯カメラの有無など)も事前に確認しておくと安心です。
Q. 留学先で緊急事態が起きたらどうすれば?
A. まず身の安全を確保し、現地の緊急通報番号(アメリカ・カナダ:911、イギリス:999、オーストラリア:000)に連絡しましょう。その後、日本大使館や留学保険の緊急連絡先にも報告してください。
まとめ
海外留学を安全に楽しむためには、渡航前の準備と現地での防犯意識の両方が欠かせません。
- 外務省の海外安全ホームページで治安情報を確認する
- 「たびレジ」登録と留学保険加入は出発前の必須項目
- 重要書類のコピーを3つの方法でバックアップ
- 貴重品は体の前側で管理し、大金は持ち歩かない
- 夜間の単独行動を避け、危険エリアに近寄らない
- 配車アプリを活用してぼったくりを防ぐ
- 自然災害リスクも留学先によって確認しておく
安全対策をしっかり行った上で、留学生活を思い切り楽しんでください。準備万端で出発すれば、現地では勉強や友達作りに集中できます。
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