「海外留学してみたいけど、どの国がいいのかわからない…」そんな悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。留学先の国によって費用・治安・文化・英語環境は大きく異なります。自分の目的やライフスタイルに合った国を選ぶことが、留学成功のカギになります。
この記事では、人気の留学先を目的別に比較しながら、それぞれの国の特徴やおすすめポイントを詳しくご紹介します。費用を抑えたい方、治安を重視したい方、キャリアに活かしたい方など、さまざまな視点から最適な留学先を一緒に探していきましょう。

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海外留学先を選ぶときの5つのポイント
まずは留学先を決めるために押さえておきたいポイントを整理しておきましょう。漠然と「どこがいいかな」と考えるのではなく、以下の5つの軸で比較すると、自分にぴったりの国が絞りやすくなります。
- 費用:授業料・生活費・渡航費のトータルコストで考える
- 治安:初めての海外なら治安の良い国が安心
- 英語環境:日本語が通じすぎる環境では英語力が伸びにくい
- 文化・ライフスタイル:自分の性格に合った国を選ぶと楽しめる
- 将来のキャリアとの関連性:就活や転職で活かせるかどうかも大事
留学先を選ぶときに「人気だから」「友達が行ったから」という理由だけで決めてしまうと、現地でギャップを感じてしまうことがあります。まず自分の留学の目的を明確にすることが、最も大切なステップです。
費用を抑えたい方におすすめの留学先
留学費用を少しでも抑えたい方に向いている国をご紹介します。費用の安さだけでなく、学習環境やサポート体制も考慮して選びましょう。
フィリピン(セブ島)
フィリピン・セブ島はマンツーマンレッスンを格安で受けられることで有名です。1ヶ月の留学費用は約38万円が目安で、欧米圏と比較すると半額以下で留学が可能です。食事付きの寮制度がある学校も多く、生活費の心配が少ないのも魅力です。
授業は1日6〜8コマのマンツーマンが一般的で、短期間でも集中的に英語力を伸ばしたい方にぴったりです。ただし、フィリピン英語は若干の訛りがあるため、ネイティブ発音にこだわる方はアメリカ人・イギリス人講師がいる学校を選ぶと良いでしょう。
マルタ
地中海に浮かぶ島国マルタは、ヨーロッパの中では留学費用がかなり抑えられる国です。英語が公用語のため語学学校も多く、授業料・物価ともに他の欧米諸国の半額程度に収まるケースが多いです。
リゾート地でありながら学べる環境が整っていること、ヨーロッパ各国への旅行がしやすいことも人気のポイントです。ただし冬場は観光客が少なく、語学学校のクラスメイトも減りがちな点は覚えておきましょう。
マレーシア
マレーシアは年間費用が200万円以下に収まる可能性がある、アジア屈指の留学先です。多民族国家のため英語が広く使われており、生活費も日本の約3分の1程度です。近年は大学留学先としても注目されています。

治安を重視する方におすすめの留学先
特に初めての海外留学では、安心して過ごせる環境を選ぶことが重要です。治安が良く、留学生へのサポートが充実している国を見ていきましょう。
カナダ
カナダは世界的に見ても治安が良く、移民に寛容な多文化社会として知られています。バンクーバーやトロントは留学生の受け入れ体制が整っており、初めての海外でも安心して生活できます。
英語の発音はアメリカ英語に近く、訛りが少ないのも特徴です。また、語学留学からワーキングホリデー、カレッジ進学、Co-op留学まで幅広い選択肢があります。ただし冬は厳しい寒さになるため、防寒対策は必須です。
ニュージーランド
ニュージーランドは自然が豊かで穏やかな国民性が特徴的です。犯罪率も低く、留学生に対してフレンドリーな環境が整っています。物価はオーストラリアよりも若干安めですが、年間300万円程度の予算は見込んでおく必要があります。
アクティビティが豊富で、勉強だけでなくアウトドア体験も楽しめます。小規模な学校が多いため、一人ひとりに丁寧な指導が受けられるのもメリットです。
アイルランド
アイルランドはヨーロッパの中でも治安が良く、英語圏の留学先として近年注目を集めています。日本人留学生が少ないため、英語漬けの環境を作りやすいのが大きなメリットです。物価はイギリスよりも安く、穏やかな国民性で留学生を温かく迎え入れてくれます。
治安が良い国でも、都市部では夜間の一人歩きや貴重品の管理に注意が必要です。どの国でも基本的な防犯意識を持つことが大切です。
キャリアに活かしたい方におすすめの留学先
就職活動や転職でアピールできるような留学経験を積みたい方には、以下の国がおすすめです。
アメリカ
アメリカはビジネス・IT・エンターテイメントなどあらゆる分野で世界をリードする国です。日本人留学生の渡航先としても最も人気が高く、留学生全体の約15%がアメリカを選んでいます。
語学留学だけでなく、大学やコミュニティカレッジへの進学、インターンシップの機会も豊富です。ただし、留学費用は高めで、ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市は学費も生活費もかさみます。州立大学や中小都市を選ぶことで費用を抑える工夫も可能です。
イギリス
イギリスは歴史ある名門大学が多く、特に大学院留学やMBA留学を考えている方には魅力的な留学先です。イギリスの修士課程は1年間で修了できるプログラムが多く、時間とコストを効率的に使えるのがメリットです。
一方で生活費・学費ともに最も高い留学先のひとつであるため、奨学金の活用が重要になります。ロンドン以外の都市を選ぶと生活費を抑えやすいです。
オーストラリア
オーストラリアはワーキングホリデー制度が充実しており、学びながら働く経験を積みたい方に向いています。最低賃金が高く、語学力次第ではしっかり稼ぎながら留学生活を送ることも可能です。
ビジネスや観光業など現地での就労経験を履歴書に書けるのは、キャリアアップを目指す方にとって大きなアドバンテージになります。2年目・3年目のビザ延長も条件を満たせば可能です。

英語以外の言語を学びたい方におすすめの留学先
英語以外の言語に興味がある方にとっても、海外留学は大きなチャンスです。目的の言語が使われている国で学ぶことで、生きた言語に触れられます。
韓国
韓国はK-POPやドラマの影響もあり、語学留学先として人気が急上昇しています。各大学に設置されている「語学堂」では体系的に韓国語を学ぶことができます。日本から近く、渡航費が安いのも嬉しいポイントです。
台湾
台湾で中国語(北京語)を学ぶ留学も人気です。中国本土と比べて治安が良く、親日的な国民性で日本人留学生が過ごしやすい環境です。繁体字を使うため、簡体字圏と異なる学びができます。
ドイツ
ドイツは多くの公立大学で学費が無料(もしくは非常に低額)という大きなメリットがあります。ドイツ語だけでなく、英語で受講できるプログラムも増えています。工学やビジネスなどの分野で学びたい方に適しています。
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海外留学先の費用比較一覧
留学先選びでは費用も重要な判断材料です。以下は主要国の1ヶ月あたりの語学留学費用の目安です。あくまでも目安であり、学校やプログラム、都市によって大きく変動しますのでご注意ください。
1ヶ月あたりの語学留学費用の目安
- フィリピン:約25〜40万円
- マルタ:約30〜45万円
- マレーシア:約20〜35万円
- カナダ:約35〜55万円
- ニュージーランド:約35〜50万円
- オーストラリア:約40〜60万円
- アメリカ:約45〜70万円
- イギリス:約50〜75万円
この費用には授業料・滞在費・食費・渡航費が含まれます。為替レートによっても変動するため、最新の情報はエージェントや学校に直接確認することをおすすめします。

留学先選びで失敗しないためのアドバイス
留学先を決める際に、以下のようなことを意識しておくと後悔しにくいです。
情報収集は複数の情報源から行う
SNSの口コミだけでなく、留学エージェントのカウンセリングや留学経験者のブログ、公的機関(JASSO等)の情報も確認しましょう。一つの情報源に偏ると、実際の状況とのギャップが生まれやすくなります。
現地の気候や文化を事前にリサーチする
意外と見落としがちなのが気候です。カナダの冬は-20℃以下になることもありますし、東南アジアの蒸し暑さが苦手な方もいます。日常の気候に適応できるかどうかも、留学成功の大事な要素です。
留学の目的を紙に書き出す
「英語力を伸ばしたい」「異文化体験をしたい」「キャリアアップにつなげたい」など、自分の目的を具体的に書き出してみましょう。目的がはっきりすれば、自ずと最適な留学先が見えてきます。
「とりあえず留学すれば英語が話せるようになる」という考えは危険です。留学中も自分から積極的に英語を使う環境を作る努力が必要です。日本人同士で固まってしまうと、思ったほど英語力が伸びないことがあります。
留学先選びに役立つ外部サイト
最後に、留学先選びの参考になるサイトをご紹介します。公的機関や信頼性の高いサイトを中心に情報を集めることで、より確実な計画を立てられます。
- JASSO海外留学情報サイト:文部科学省所管の日本学生支援機構が運営する公式の留学情報サイトです。
- トビタテ!留学JAPAN:文部科学省が推進する留学促進キャンペーン。奨学金情報も充実しています。
- 外務省 在留届電子届出システム:海外に3ヶ月以上滞在する場合に届け出が必要です。

まとめ
海外留学先の選び方は、自分の目的・予算・性格によって大きく変わります。費用重視ならフィリピンやマルタ、治安重視ならカナダやニュージーランド、キャリア重視ならアメリカやイギリスがおすすめです。
大切なのは、「自分が何のために留学するのか」を明確にすることです。目的がはっきりしていれば、留学先での時間をより有意義に過ごせますし、帰国後のキャリアにもつなげやすくなります。
まずは情報収集から始めて、少しずつ留学の計画を具体化していきましょう。この記事が、あなたの留学先選びの参考になれば幸いです。
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